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監修 パートナー事業部 総責任者 草薙 雄次
2008年よりOA機器業界に携わり、業界歴は18年以上。営業として現場経験を積んだ後、現在は販売パートナー事業の責任者として販売支援に従事。休日は釣りを楽しむアウトドア派。家では2匹の愛犬と暮らしており、にぎやかな毎日を過ごしている。
複合機の見積書やカタログを見ていると、「フィニッシャー」というオプションを目にしたことはないでしょうか?
フィニッシャーとは、印刷した用紙をホチキスで留めたり、パンチ穴を開けたり中綴じで冊子にしたりと、印刷後の仕上げ作業を自動で行うオプションです。会議資料や提案書、社内マニュアルなどを頻繁に作成する企業でよく利用されています。
ただ、フィニッシャーは有料オプションであり、設置スペースが必要になる場合もあります。そのため、「便利そうだから付ける」のではなく、自社の印刷業務に本当に必要かどうかを見極めることが大切です。
この記事では、複合機のフィニッシャーの基本機能や価格の目安を分かりやすくまとめています。

フィニッシャーって初めて聞いたビ!提案時にいきなり「付けますか?」って聞かれても、よく分からないビ…!

確かに、普段あまり聞き慣れない言葉ですよね!急に聞かれても必要かどうか判断しにくいオプションです。まずは、どのような機能なのかを一緒に確認していきましょう。
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目次
複合機のフィニッシャーとは、印刷後の用紙を自動で仕上げるための装置です。
通常、会議資料や提案書を印刷した後は、人の手でページをそろえてホチキスで留めたり、ファイル用の穴を開けたりする作業が必要で、枚数が多い場合は手間も時間もかかります。
フィニッシャーを使えば、こうした印刷後の仕上げ作業を複合機が自動で行ってくれます。

フィニッシャーには、複合機本体の内部に収まるインナータイプと、本体の横に外付けするタイプの2種類があります。
インナータイプのフィニッシャーは、複合機本体の内部に収まるため、省スペースで導入しやすい点が特徴です。一般的に「インナーフィニッシャー」と呼ばれています。
機能は比較的シンプルですが、ホチキス留めや仕分けなど、日常的な資料作成に必要な機能は備えています。数枚~50枚程度までの資料をまとめる用途に向いており、印刷枚数がそれほど多くないオフィスでよく使われます。
印刷速度が60枚以上などの「高速機」には取り付けられない場合があります。
導入費用が比較的抑えやすい一方で、大量印刷や厚みのある資料の加工には向いていません。印刷ボリュームが多い場合や、冊子作成まで行いたい場合は、外付けタイプのフィニッシャーを検討しましょう。
外付けタイプのフィニッシャーは、複合機本体の横に装着するタイプです。「サイドフィニッシャー」と呼ばれることもあります。
インナータイプよりもハイパワーで100枚綴じに対応したモデルや中綴じ・折り加工などが行えるモデルもあります。毎月5,000枚以上印刷するような規模の大きなオフィスや、会議資料・提案資料・配布資料を頻繁に作成する企業で使われることが多いタイプです。
中綴じ機能(サドルステッチ)を備えたフィニッシャーは、「サドルフィニッシャー(中綴じフィニッシャー)」とも呼ばれます。
また、複合機本体の横に設置するため、追加のスペースも必要です。機能や拡張性が高い分、導入費用がインナータイプより数十万円以上高くなることもあります。

必要以上に高機能なフィニッシャーを選ぶと、費用だけが跳ね上がってしまうこともあるから慎重に選びたいビ!

フィニッシャーで利用できる機能は、機種やオプションの種類によって異なります。また、パンチ穴あけには専用のパンチユニットが必要になるなど、使いたい機能ごとに追加ユニットが必要な場合もあります。
ここでは、フィニッシャーでできる代表的な5つの機能を紹介します。
ステープル機能は、印刷した資料を自動でホチキス留めする機能です。
綴じ位置は左上・右上・左下・右下のほか、2か所留めに対応した機種もあります。
会議資料や営業資料、研修資料、提案書など、複数ページの資料を頻繁に印刷する企業では特に便利な機能です。
手作業で資料をまとめる場合、ページ順の入れ違いや綴じ位置のズレが発生することがあります。ステープル機能を使えば、用紙の仕分けからホチキス留めまでを自動化できるため、作業時間の短縮とミスの防止につながります。
パンチ機能は、印刷した用紙にパンチ穴を自動で開ける機能です。
契約書や社内資料、管理資料などをバインダーで保管したいときに便利です。印刷後に手作業で穴を開ける必要がなくなるため、ファイリング作業の手間を減らせます。
人の手で穴あけをすると、位置がずれて文字が読みにくくなったり、資料の見た目が不揃いになったりすることがあります。パンチ機能を使えば、指定した位置にそろえて穴を開けられるため、保管用資料をキレイにまとめられます。
中綴じ機能(ブックレット機能)は、印刷した用紙を二つ折りにして、中央部分をホチキス留めする機能です。
左綴じ・右綴じも選択できるため、パンフレット、会社案内、研修用冊子、社内マニュアルなどを作成する際に役立ちます。
一般的なホチキスでは用紙の中央まで針が届かないことが多く、専用のホチキスを使ったり、人の手で金具部分を折り込んだりする必要があり、かなり手間がかかります。
中綴じ機能があれば、外注せずに社内で簡易的な冊子を作れるため、少部数の資料を頻繁に作る会社では便利です。
機種によっては、表紙用の別用紙を差し込める機能が付いているものもあります。組み合わせて使えば、見た目の整った冊子に仕上げやすくなります。
ただし、中綴じ対応のフィニッシャーは本体サイズが大きくなりやすく、価格も高くなる傾向があります。
折り加工機能は、印刷した用紙を二つ折りや三つ折り・Z折りにできる機能です。
請求書、案内状、DM、チラシなどを封筒に入れる前に折る作業で便利です。手作業で1枚ずつ折る必要がなくなるため、封入作業の時間短縮につながります。
対応できる折り方は機種やオプションによって異なりますが、代表的なものには次のような種類があります。
すべてのフィニッシャーに折り加工機能が付いているわけではありません。折り加工を使いたい場合は、対応するフィニッシャーや折りユニットが必要かどうかを事前に確認しておきましょう。
ソート(ソーター)機能は、複数ページの資料を印刷するときに、ページ順に並べて部数ごとに出力する機能です。
たとえば、1ページ目が「A」、2ページ目が「B」、3ページ目が「C」の全3ページの資料を2部印刷する場合、ソート機能を使うと「ABC、ABC」の順番で出力されます。
ページ数の多い資料や冊子を複数部まとめて印刷する場合に便利です。

ソート機能には、主に「回転ソート」と「シフトソート」があります。ずらし方が違うだけで、部数ごとの区切りが分かりやすくなるという利点はどちらも同じです。
ソート機能と似た機能に、スタック機能というものがあります。
スタック機能は、ページ順ではなく、同じページごとにまとめて出力する機能です。「A」「B」「C」の全3ページの資料を2部印刷する場合、スタック機能では「AA、BB、CC」のように出力されます。

資料を配布用にそのまま使いたい場合はソート、同じページごとにまとめたい場合はスタック、で使い分けましょう。

複合機のフィニッシャー価格は、メーカーや対応機種、搭載機能によって異なります。以下に、代表的なモデルの参考価格をご紹介します。
一般的に、インナータイプよりも外付けタイプのほうが高額になります。
複合機のフィニッシャーは、シリーズごとに複数の種類が用意されており、用途に合わせて必要な機能を追加できる仕様になっています。たとえばパンチユニットなどは、フィニッシャー本体とは別売りのオプションをカスタマイズするような形です。
実際の価格は構成によって前後しますので目安としてご覧ください。
| メーカー | インナータイプ | パンチユニット (インナー用) | 外付けタイプ |
|---|---|---|---|
| 京セラ | DF-7100 価格:180,000円 | PH-7110 価格:67,000円 | 1,000枚フィニッシャー DF-7120 価格:230,000円 4,000枚フィニッシャー(70枚綴じ) DF-7140 価格:330,000円 |
| 富士フイルム | フィニッシャーA2 価格:159,000円 | ― | フィニッシャーB4(50枚綴じ) 価格:343,000円 中とじフィニッシャーC4(50枚綴じ) 価格:580,000円 |
| シャープ | BP-FN18 価格:150,000円 | MX-PN14A 価格:70,000円 | フィニッシャー (50枚綴じ) BP-FN13 価格:240,000円 サドルフィニッシャー(50枚綴じ) BP-FN14 価格:290,000円 |
| コニカミノルタ | FS-542 価格:160,000円 | PK-527 価格:50,000円 | フィニッシャー(50枚綴じ) FS-539 価格:177,000円 フィニッシャー(100枚綴じ) FS-540 価格:327,000円 |

さまざまな種類があって、ユニットを組み合わせられるから、SOHOオフィスから大規模オフィスまで、幅広いニーズに対応できるようになってるビね!

掲載している価格はあくまで定価ですので、実際のご提案時は、本体構成やキャンペーンを踏まえてお見積りいたします。導入について詳しく知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。
フィニッシャーが付けられる、おすすめの機種をご紹介します。複合機選びのご参考にしてください。

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 印刷速度 | 25枚/分 |
| 最大用紙サイズ | A3 |
| 本体サイズ(幅×奥行×高さ) | 602×665×790mm(コンタクトガラス上面) |
| 本体価格(税別) | ⇒特別価格でご提案!詳しくはお問い合わせください。 |
TASKalfa MZ2501ciは、クラウド連携を備えたカラーA3複合機です。
複合機で読み取った見積書や請求書などを、パソコンを使わずにクラウドへ直接保存できます。離れた場所からでも文書を共有・活用しやすくなるため、多様な働き方への対応や業務のデジタル化に役立ちます。
また、AIを活用したコピー・スキャン機能も搭載し、紙の折れや付箋によって文字や画像が隠れている場合に、自動で検知して知らせてくれます。
さらに、用途に合わせて「ステープル機能」「シフトソート機能」「パンチ機能」「ブックレット機能」などに対応するフィニッシャーを装着できます。

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 印刷速度 | 25枚/分 |
| 最大用紙サイズ | A3 |
| 本体サイズ(幅×奥行×高さ) | 615×688×779mm(原稿ガラス面まで) |
| 本体価格(税別) | ⇒特別価格でご提案!詳しくはお問い合わせください。 |
bizhub C251 iは、見やすい10.1インチの大型タッチパネルを搭載したカラーA3複合機です。スマートフォンやタブレットのような感覚で操作できるため、複合機に慣れていない方でも目的の機能を使いやすくなっています。
クラウドサービスとの連携により、スキャンした文書の保存や共有、クラウド上のデータの印刷なども可能です。さらに、暗号化機能付きSSDやユーザー認証などのセキュリティー機能も備えているため、紙文書やデータからの情報漏えいリスクを抑えながら業務効率化を支援します。
オプションのフィニッシャーは、用途や設置スペースに応じて4タイプから選択できます。選ぶフィニッシャーによって、印刷物の仕分け、ホチキス留め、パンチ穴あけ、小冊子製本、三つ折りなどの処理が可能です。

フィニッシャーは、どの複合機にも自由に付けられるわけじゃないビ?

そうなんです!コピー機・複合機の中には、フィニッシャー機能を追加できない機種もあります。機器を選ぶ際はフィニッシャー機能に対応しているかを事前に確認しましょう。ご不明な点があれば、お気軽にご相談ください。

フィニッシャー付き複合機を導入する際は、機能や価格だけでなく、設置環境や印刷業務の内容まで含めて検討することが大切です。
このようなお悩みがあれば、ビズオールにお気軽にご相談ください。
弊社は、全国5万社以上のお客様と取引実績があるオフィス機器の販売会社です。一次代理店としての仕入れ力と豊富な取扱実績を生かし、複合機の新規導入だけでなく、現在お使いの複合機からの入替えや、リース契約の見直しなど、お客様の利用状況に合わせて、最適な機種をご提案いたします。
フィニッシャーの必要性を判断したい方や、導入費用を詳しく知りたい方は、ビズオールへお気軽にお問い合わせください。
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複合機のフィニッシャーとは、印刷した用紙を自動でホチキス留めしたり、穴あけしたり、中綴じしたりできるオプション機能です。
会議資料や提案書など、印刷後に仕上げ作業が必要な資料を作成する際に役立ちます。
フィニッシャーは後付けできる場合もあります。ただし、対応している機種かどうか、必要な部品があるか、設置スペースに問題がないかによって異なります。
後付けを検討している場合は、販売店や保守会社に確認しましょう。
フィニッシャーの取り外し自体は可能です。ただし、一見簡単そうに見えても専門知識が必要になる場合があります。
フィニッシャーは複合機本体と接続されているため、無理に取り外すと故障や破損の原因になるおそれがあります。また、大型のフィニッシャーは40~50kgほどあるものもあり、重量があるため安全面にも注意が必要です。自己判断で取り外すのは避け、移設や撤去が必要な場合は、販売店や保守会社へ相談することをおすすめします。
フィニッシャー付き複合機の価格は、メーカーや機種、フィニッシャーの種類によって異なります。ホチキス留めのみ対応するタイプと、中綴じや折り加工まで対応するタイプでは費用が変わります。
リースの場合は、月額料金にどれくらい上乗せされるかを確認することが大切です。
フィニッシャーは、会議資料や提案書、研修資料、パンフレットなどを頻繁に作成する会社に向いています。特に、ホチキス留めや穴あけ、冊子作成を手作業で行っている会社では作業時間の大幅な削減につながります。一方で、印刷枚数が少ない会社や資料作成の頻度が低い会社では、フィニッシャーなしでも十分な場合があります。
複合機のフィニッシャーは、印刷後の仕上げ作業を自動化できる便利なオプションです。
ホチキス留め、パンチ、中綴じ、折り加工、ソートなどの機能を活用すれば、会議資料や提案書、冊子などの作成作業を効率化できます。
ただし、フィニッシャーを付けると価格やリース料金が上がるほか、設置スペースも必要になる場合があります。導入する際は、作成する印刷物の種類や印刷枚数、ホチキス留め作業の頻度を確認し、自社に必要な機能を見極めることが大切です。
フィニッシャー付き複合機の導入や入替えを検討している方は、ビズオールまでお気軽にご相談ください。
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