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執筆・監修 株式会社MJE 「IT機器のお悩み解決コラム」編集部
当社は創業以来20年にわたり、複合機をはじめとするOA機器の提案を行ってきました。全国50,000社以上との取引実績と豊富な知見を活かして、皆さまのオフィスづくりに役立つ情報をお届けします。
>> 企業情報はこちら会議資料や提案書を印刷したあと、1部ずつホチキスで留める作業に手間を感じていませんか?
業務用コピー機・複合機には、印刷した用紙を自動でホチキス留めできる「ステープル機能」があります。この機能を使えば、印刷からホチキス留めまでをまとめて行えるため、資料作成の時間や手間を減らせます。
ただし、利用するには対応機種や専用のオプションが必要です。
この記事では、ホチキス機能の仕組みや設定方法、対応枚数、針の補充方法、使えないときの確認ポイントまで解説します。

コピー機って、印刷だけじゃなくてホチキス留めまでできるビね!

そうですね!必要な機能や設定方法を知っておくと、資料作成がもっと楽になりますよ。
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目次

コピー機のホチキス機能とは印刷・コピーした複数枚の用紙を自動でホチキス留めする機能のことです。一般的には「ステープル機能」と呼ばれます。
例えば、10ページの会議資料を20部用意する場合、通常は印刷した用紙を部数ごとにそろえ、1部ずつホチキスで留める必要があります。ステープル機能を使えば、印刷した用紙を自動で仕分け、ホチキス留めした状態で出力できます。特に、会議資料や研修用テキスト、営業用の提案書など、複数ページの書類をまとめて印刷する場面で便利です。
また、機種によっては左上・右上の1か所留めや、用紙の端を2か所留める方法にも対応しています。
複合機のステープル機能には、金属製の針を使う「針あり」と、針を使わない「針なし」の2種類があります。
| 比較項目 | 針ありステープル | 針なしステープル |
|---|---|---|
| 留め方 | 金属製の針で用紙を留める | 用紙を圧着するなどして留める |
| 最大対応枚数 | 50~100枚程度まで対応 | 10枚程度が多い |
| 綴じ強度 | 比較的高い | 針ありより外れやすい場合がある |
| 針の補充 | 必要 | 不要 |
| 主な用途 | 会議資料、提案書、配布資料 | 少部数の社内資料、一時的な書類整理 |
針ありステープルは、一般的なホチキスと同じように金属製の針を使います。複数ページの資料をしっかりまとめたい場合に適しており、対応機種によっては数十枚の用紙を一度に留められます。
一方、針なしステープルは、金属製の針を使わずに用紙を留める方式です。針の補充が不要で、用紙を廃棄する際にも金属針を取り除く必要がありません。

針なしなら、ホチキスの針を補充する必要もないビね!

そうなんです。ただし、針なしステープルは留められる枚数が少ないので、用途に合わせて使い分けるのがおすすめです。また、メーカーや機種によっては針なしステープルに対応していないため、導入前に確認が必要です。
複合機で自動ホチキス留めを行うには、ステープル機能に対応した機種と、「フィニッシャー」と呼ばれる仕上げ装置が必要です。
フィニッシャーとは、コピー機から出力された用紙を自動で仕分けたり、ホチキス留めしたりする装置のことです。

主に次のような種類があります。
ただし、フィニッシャーを取り付ければ、必ずすべてのステープル機能が使えるわけではありません。針なしステープルや中綴じなどは、対応するフィニッシャーや追加ユニットが必要になる場合があります。

今使っているコピー機にも、フィニッシャーを取り付けられるビ?

後付けできる機種もありますが、対応していない場合もあります。まずは販売店に確認してみましょう!
フィニッシャーの種類や価格、対応機種について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。


コピー機のステープル機能は、本体でコピーするときだけでなく、パソコンから印刷するときにも利用できます。
ただし、メーカーや機種によって設定画面や操作方法が異なります。ここでは、一般的な設定の流れを紹介します。
コピー機本体からホチキス留めを設定する場合は、次の手順で操作します。
WordやExcel、PDFなどをパソコンから印刷する場合も、印刷設定でステープル機能を指定できます。
Windowsの場合、一般的な操作の流れは次のとおりです。
設定項目の名称や配置は、メーカー・機種・プリンタードライバーによって異なります。

印刷設定を開いても、ステープルっていう項目が見つからないビ……。

フィニッシャーが装着されていても、パソコン側で認識されていない場合があります。プリンタードライバーのオプション設定も確認してみてください。

コピー機でホチキス留めできる枚数や用紙サイズは、機種やフィニッシャーの仕様によって異なります。設定できる場合でも、対応枚数や用紙の条件を超えると、正常にホチキス留めできないことがあります。
ホチキス留めできる枚数は、フィニッシャーによって異なります。
例えば、京セラの「TASKalfa MZ7001ciシリーズ」のオプションでは、以下のようになっています。
| フィニッシャー | タイプ | 最大綴じ枚数 |
|---|---|---|
| DF-7100 | インナー | 50枚(A4・B5) |
| DF-7120(1,000枚) | 外付け | 50枚(A4・B5) |
| DF-7140(4,000枚) | 外付け | 70枚(64g/㎡) |
| DF-7150(4,000枚) | 外付け | 100枚(52~90g/㎡) |
このように、同じシリーズのコピー機でも、取り付けるフィニッシャーによって留められる枚数に違いがあります。大量の資料を作成する場合は、事前にフィニッシャーの最大綴じ枚数や対応用紙を確認しておきましょう。

最大50枚って書いてあったら、どんな紙でも50枚留められるビ?

実はそうとは限りません。用紙の厚さやサイズによって上限が変わるので、使う用紙の条件も確認してくださいね。
ステープル機能では、多くの場合、左上・右上の1か所留めや、用紙の端を2か所留める方法などを選べます。
うっかり留める位置を間違えてしまったということにならないように、スタートボタンを押す前にしっかりと確認しましょう。また、ホチキスで留める部分に文字や図が配置されていると、内容が見えにくくなることもあります。
印刷時は次の点を確認しましょう。
特に大量印刷では、最初に1部だけ試し刷りをして、ホチキスの位置や仕上がりを確認することをおすすめします。
なお、用紙の端を留める通常のステープルとは別に、用紙の中央を留めて冊子にする「中綴じ」という機能もあります。中綴じを行う場合は、対応するフィニッシャーや専用ユニットが必要です。

針ありステープルを使用している場合は、ホチキスの針がなくなったときに補充・交換する必要があります。複合機では、一般的な文房具のホチキスとは異なり、専用のステープルカートリッジなどを使用する機種が多くあります。
針の補充・交換は、一般的に次のような流れで行います。
ただし、針の補充方法はメーカーやフィニッシャーの種類によって異なります。 カートリッジごと交換するタイプもあれば、カートリッジ内の針だけを補充するタイプもあります。
また、通常のホチキス留め用と中綴じ用で針の種類が異なる場合もあります。必ず対応する針を使用してください。

針が残っているのにホチキス留めできない場合は、針詰まりが発生している可能性もあります。無理に引き抜いたり、内部の部品を動かしたりすると故障につながる恐れがあるため、操作パネルの案内や取扱説明書に従って対処しましょう。

複合機でホチキス留めできない場合は、フィニッシャーの有無だけでなく、印刷設定や用紙条件なども確認する必要があります。
よくある症状と確認ポイントは次のとおりです。
| トラブル例 | 主な原因・確認ポイント |
|---|---|
| ステープルの設定項目が表示されない | 対応するフィニッシャーが装着されていない、プリンタードライバーがオプションを認識していない |
| ステープルを選択できない | 用紙サイズや用紙種類、ほかの印刷設定との組み合わせが対応していない |
| 希望する位置で留められない | 原稿の向きや印刷方向、フィニッシャーの対応位置が合っていない |
| 印刷できるがホチキス留めされない | 針切れ、針詰まり、用紙条件の不一致などが発生している |
| 途中で処理が止まる | フィニッシャー内の用紙詰まりや、機器のエラーが発生している |
まずは複合機の操作パネルにエラーが表示されていないか確認しましょう。
エラーが表示されていない場合は、ステープル機能に対応したフィニッシャーが装着されているか、用紙条件や印刷設定に問題がないかを確認してください。
特に、パソコンから印刷するときだけステープルを設定できない場合は、プリンタードライバーのオプション設定が正しく反映されていない可能性があります。
また、複合機本体からの操作でもパソコンからの印刷でもホチキス留めできない場合は、フィニッシャーの状態や機種自体の対応状況を確認する必要があります。

ホチキス留めできないときは、すぐに故障だと思ってたビ!

設定や用紙の条件が原因の場合もあります。原因が分からない場合や、針詰まりなどのエラーを解消できない場合は、無理に操作せず、販売店や保守業者に相談しましょう。

セブンイレブンやローソンなどに設置されている一般的なマルチコピー機では、印刷物を自動でホチキス留めする機能は、通常のコピー・プリントサービスとして案内されていません。
コンビニで印刷した資料をホチキス留めしたい場合は、印刷後に自分で留める必要があります。
なお、利用できる機能の詳細は店舗や機器、サービスの最新情報を確認してください。
機種やフィニッシャーによっては、印刷済みの用紙をセットしてホチキス留めする「マニュアルステープル」などの機能を利用できます。
マニュアルステープルとは、手動でホチキス留めのみできる機能のことです。コピーしたときにホチキス留めし忘れたときなどに便利です。
すべての複合機やフィニッシャーで利用できる機能ではないため、対応の有無や綴じ枚数、セット方法を取扱説明書で確認してください。
ADF(自動原稿送り装置)を使う場合は、ホチキスの針を外してから原稿をセットしてください。
ホチキスで留めた書類をそのままADFにセットすると、用紙が正常に送られず、紙詰まりや原稿の破損につながるおそれがあります。複数ページの書類をまとめてスキャンする場合は、針を外して用紙を1枚ずつ分離し、折れや破れがないか確認してからセットしましょう。
原稿台ガラスを使う場合は、原稿送りによる紙詰まりを避けられますが、厚みのある書類を無理に押し付けないよう注意が必要です。

コピー機・複合機のステープル機能を使えば、印刷した用紙を自動でホチキス留めでき、会議資料や提案書などの作成にかかる手間を減らせます。特に、複数ページの資料を大量に印刷する企業では、仕分けやホチキス留めの作業を自動化できるため、業務効率の向上が期待できます。
ただし、ステープル機能を利用するには、対応した複合機やフィニッシャーが必要です。また、綴じられる枚数や位置、使用できる用紙にも制限があります。
複合機を新しく導入する場合は、単にステープル機能の有無だけでなく、普段作成する資料の枚数や部数、必要な仕上げ方法まで確認することが大切です。
ビズオールでは、京セラ・シャープ・富士フイルム・キヤノン・リコー・コニカミノルタなど、さまざまなメーカーの複合機を取り扱っています。ステープル機能に対応した複合機をお探しの方は、必要な機能や印刷枚数、ご予算に合わせた機種をご案内しますので、お気軽にご相談ください。
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