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執筆・監修 株式会社MJE 「IT機器のお悩み解決コラム」編集部
当社は創業以来20年にわたり、複合機をはじめとするOA機器の提案を行してきました。全国50,000社以上との取引実績と豊富な知見を活かして、皆さまのオフィスづくりに役立つ情報をお届けします。
>> 企業情報はこちら富士フイルムの複合機は、高画質な印刷品質や使いやすい操作性に定評があり、オフィス向け複合機市場でも高いシェアを持つメーカーです。
本記事では、全国5万社以上との取引実績を持つ弊社が、富士フイルムの複合機の評判や価格、印刷品質、耐久性、サポート体制、他社メーカーとの違いについて詳しく解説します。

富士フイルムの複合機は、印刷品質とサポート体制を重視する企業に特におすすめのメーカーです。ぜひ自社に最適な複合機を見つけるヒントにしてみてくださいね。
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目次

富士フイルムビジネスイノベーション(旧:富士ゼロックス)は、キヤノンやリコーと並ぶ3大メーカーの1つで、業界で初めて普通紙複写機を国内で販売したメーカーとして知られています。かつては「コピーする」ことを「ゼロックスする」と呼ぶほど、複写機の代名詞的な存在でした。
コンビニのコピー機としても身近で、全国のセブンイレブンに導入されているため、利用したことがある方も多いのではないでしょうか。
富士フイルムの複合機は、「高性能×高品質」が最大の特徴です。他メーカーと比較して画質や耐久性に優れており、その分価格は高めになりますが、印刷品質へのこだわりが強い企業や、長期間にわたって安心して使いたい企業には非常に魅力的な選択肢です。
富士フイルムビジネスイノベーション(旧富士ゼロックス)は、1962年の設立以来、日本の複写機市場を牽引してきたメーカーです。国内で初めて普通紙複写機を販売したことを皮切りに、カラー印刷やデジタル化、環境対応など、時代ごとの変化に対応しながら製品を進化させてきました。
以下では、その歴史を振り返ります。
| 年代 | 出来事/革新の歩み |
|---|---|
| 1960年代 | 1962年に富士ゼロックス(現:富士フイルムビジネスイノベーション)設立。業界初の普通紙複写機を発売し、企業の業務プロセスに革命をもたらした。 |
| 1970~80年代 | 1970年代には、初の自社開発による世界最小サイズの複写機や業界初のフルカラー複写機を発売。デジタル技術の進化に伴い、1980年代にはデジタル・フルカラー複写機を発売。 |
| 1990年代 | 1990年代にはFAX・複写・印刷の機能を一台にまとめた複合機が誕生し、多機能化が大きく進む。 |
| 2000年代 | 2000年代に入り、 環境への配慮が重要視される中、LEDプリントヘッドやバイオマス樹脂を採用した複合機を発売。環境負荷の削減に貢献するソリューションを提供。 |
| 2010年代以降 | AIやIoT技術を活用したスマートオフィスソリューションの提供を開始。 印刷にとどまらず、ドキュメント管理や業務プロセス全体の最適化をサポートし、 企業の業務効率化を促進。 |
このように富士フイルムビジネスイノベーションは、技術革新と顧客ニーズへの対応を積み重ねながら、複合機メーカーとしての地位を確立してきました。
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以下は、富士フイルム複合機に対する弊社独自の評価です。

富士フイルムの複合機は、業界トップクラスの印刷品質を備えている点が大きな特長です。細かな文字やグラフィック、写真なども鮮明に出力できるため、提案書や販促資料など品質を重視する企業から高い評価を得ています。
さらに、サポート体制にも定評があり、導入後のトラブル対応やメンテナンスも迅速かつ丁寧です。業務への影響を最小限に抑えられるため、複合機を安心して運用したい企業に適したメーカーといえるでしょう。

富士フイルムの複合機には、以下のようなメリットがあります。
富士フイルムの複合機は、高解像度による印刷品質の高さが特徴のひとつです。色彩の再現力に優れており、微妙な色合いまで忠実に表現できます。プレゼン資料やクライアント向けの印刷物など、ブランドイメージを正確に伝えたい場面で大きな強みを発揮します。
オフィス向け複合機でありながら、書き込み解像度が1,200×2,400dpi※に対応しており、細かい文字や斜めの線もなめらかに印刷できます。一般的なオフィス業務であれば600~1,200dpiで十分な品質ですが、日常的に高品質な印刷が求められるデザイン会社や設計事務所には、特におすすめの選択肢です。
※dpi(ディーピーアイ)とは「Dots per inch」の略で、1インチあたりにドットが何個あるかを示す単位です。
PostScriptとは、Adobeが開発したページ記述言語(PDL)の一種で、プリンターや印刷機器で広く使用されている業界標準の規格です。
富士フイルムの複合機は純正PostScript®に対応しており、対応機器であればメーカーを問わず一貫した印刷品質が得られるため、デザイン業務など高品質な出力が求められる現場での信頼性が高く、クリエイティブな業務を行う企業にとって大きな安心材料となります。
全国のセブンイレブン店舗で富士フイルムの複合機が採用されています。
コンビニは温度や湿度の管理が難しく、さらに多くのお客様が毎日利用する過酷な環境です。そのような環境でも安定して稼働し続けられることが、耐久性の高さを証明しています。
富士フイルムの複合機は、J.D.パワーの顧客満足度調査で過去に9年連続1位を獲得。2022年の調査でも、ラージ&ミドルオフィス市場とスモールオフィス市場の両部門で1位を獲得しており、幅広い規模の企業から高い評価を受けています。
印刷品質だけでなく、使い続けられる安心感も富士フイルムビジネスイノベーションが選ばれる理由のひとつです。
参考:J.D.パワー「さらに高まるデジタル化・DX推進意欲」
富士フイルム独自の文書管理ソフト「DocuWorks(ドキュワークス)」は、スキャンデータ・Officeファイル・PDF・画像など、バラバラになりがちな異なるファイル形式を1つのデータにまとめて管理・編集できるソフトです。
富士フイルムの複合機そのものだけでなく、「DocuWorks」を気に入って使い続けている企業様も多い印象です。複合機と合わせて導入することで、紙文書の電子化や社内共有がしやすくなり、日々の書類作業をスムーズに進めやすくなります。
また、OneDrive for Business・Googleドライブ・Dropboxなど主要なクラウドサービスとの連携にも対応しており、スキャンデータの自動保存やクラウド上のデータの直接印刷も可能です。DocuSignによる電子署名やkintoneとの帳票連携など、さまざまな業務システムとつなげて活用できます。
DocuWorksの機能については、以下の動画を参考にしてみてください。
富士フイルムは、全国に300拠点を超える保守拠点を展開し、迅速に対応できる体制を整えています。保守サポートのほとんどを自社およびグループ会社が担っているため、トラブル発生時も高い品質と対応レベルが期待できます。
また、複合機管理サービスに対応している機種であれば、申し込みを行うことで、複合機がインターネットで富士フイルムのシステムとつながり、メーターカウントの確認やトナーの発注、故障時の連絡といった管理業務を自動化できます。トナー切れや故障のたびに担当者が確認・連絡する手間を減らせるため、日々の複合機管理を効率化できます。
複合機の操作パネルから修理依頼を行うこともできます。
参考:富士フイルムビジネスイノベーション「ITあんしんプレミアム」「複合機のリモート管理サービス(EP-BB)」

富士フイルムビジネスイノベーションの複合機には多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットもあります。導入を検討する際は、あわせて確認しておきましょう。
富士フイルムの複合機は高い印刷品質や機能性を備えている分、他社製品と比較して本体価格が高めに設定されています。
予算が限られている企業にとっては、導入を検討する際の障壁となることがあるでしょう。
印刷1枚ごとに発生するカウンター料金も他メーカーと比較して割高です。特に印刷量が多い企業ではランニングコストが増える可能性があります。
コスト管理が厳しい企業は、他メーカーとしっかり比較したうえで検討することをおすすめします。リーズナブルでコストパフォーマンスの高い複合機を探している場合は、京セラやシャープなどの低価格帯メーカーもあわせて検討してみましょう。

富士フイルムの複合機は、中古市場での流通が限られていることもデメリットの一つです。
富士フイルムはリユース品を積極的に回収しているため、中古機を入手することが難しくなっています。費用を抑えて導入したい企業にとっては、希望する機種や年式、状態の良い中古機が見つかりにくい場合があり、選択肢が少ない点がデメリットとなります。

富士フイルムの主力シリーズは、オフィス向け複合機の「Apeosシリーズ」です。Apeosシリーズは、2021年に富士ゼロックスから富士フイルムビジネスイノベーションへと社名を変更したのを機にスタートした新ブランドです。
以下に、代表的なApeosシリーズの機種ごとの本体価格とカウンター料金をまとめました。
| 機種名 | 印刷速度 | 本体価格(税抜) | カウンター料金(参考) |
|---|---|---|---|
| Apeos C2570(Model-PFS) | 25枚/分 | ⇒お問い合わせ | モノクロ 1.2円~/枚 カラー 12円~/枚 |
| Apeos C3570(Model-PFS) | 35枚/分 | ⇒お問い合わせ | |
| Apeos C4570(Model-PFS) | 45枚/分 | ⇒お問い合わせ |

富士フイルムの複合機は、他社と比べると本体価格やリース料金がやや高めですが、その分、優れた印刷品質と信頼性の高い保守サポートが大きな魅力です。ご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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アメリカの調査会社IDCによると複合機・コピー機の世界シェアランキングは、以下の通りです。
※国内市場シェアは公式な調査がありません。

| 順位 | メーカー名 | 出荷台数シェア |
|---|---|---|
| 第1位 | キヤノン | 18.6% |
| 第2位 | リコー | 15.2% |
| 第3位 | コニカミノルタ | 13.3% |
| 第4位 | 京セラ | 10.0% |
| 第5位 | シャープ | 8.3% |
| 第5位 | 米HP | 8.3% |
| 第7位 | 富士フイルム | 7.9% |
| 8位以下 | その他 | 18.4% |
富士フイルムの複合機は、他の大手メーカーに比べて若干シェアは劣るものの、複合機業界での激しい競争の中でもその長い歴史と高度な技術力を背景に、信頼性の高いブランドとして確固たる地位を築いています。
特に、デザイン業界や高品質印刷を必要とする分野では他のメーカーにはない強みを持っており、富士フイルムの複合機は、品質と信頼性を重視する企業にとって非常に魅力的な選択肢となります。
各メーカーの特長についてはこちらの記事でも解説しているため、ぜひご覧ください。



富士フイルムの複合機は、業界トップクラスの印刷品質と耐久性、そして先進的な機能を兼ね備えており、特にデザイン業界や高品質な印刷を求める企業にとっておすすめです。
本体価格やランニングコストは他社製品と比べると高いですが、その分長期的な運用においては信頼性や保守サポートの充実度が大きなメリットとなるでしょう。
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