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監修 パートナー事業部 総責任者 草薙 雄次
2008年よりOA機器業界に携わり、業界歴は18年以上。営業として現場経験を積んだ後、現在は販売パートナー事業の責任者として販売支援に従事。休日は釣りを楽しむアウトドア派。家では2匹の愛犬と暮らしており、にぎやかな毎日を過ごしている。
「新品の複合機は予算的に厳しい」「リース契約の長期間の縛りは避けたい」、そんな悩みから中古複合機を検討する中小企業が増えています。
しかし一方で、「すぐ壊れるのでは?」「保守が受けられないのでは?」といった不安から、検索で「やめたほうがいい」という意見を目にして二の足を踏む方も少なくありません。

中古複合機ってどうなんだビ?やめたほうがいいって噂も聞いたビ…

結論から言うと、「選び方次第」です。
確かに気をつけないといけないポイントはありますが、条件さえ押さえればコストを抑えて複合機を導入できます。この記事では、中古複合機のデメリットと対策方法、失敗しない選び方まで解説します。
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目次

最初に、なぜ中古複合機が「やめたほうがいい」と言われるのか、その根拠をデメリットの形で正直に整理します
ここで紹介する5つのデメリットは、後半で解説する「失敗しないための4つのポイント」とあわせて確認することが大切です。デメリットそのものよりも、「どうすれば避けられるか」を知っておくことが、後悔しない選択につながります。
まずは、中古複合機で起こりやすいデメリットと、リスクを回避できるかどうかを一覧で確認しておきましょう。
| デメリット | 起こりやすい問題 | リストを抑えるポイント |
|---|---|---|
| リース契約ができない | 月額払いにできず、初期費用としてまとまった金額が必要 | 一括購入になるが、総額は抑えやすい |
| 故障リスクが相対的に高い | 消耗部品が劣化している可能性がある | 販売店の保守で対応可能 |
| メーカー保守が受けられない | メーカー保守の対象外の場合が多い | 販売店の保守でカバーできる |
| 部品供給が終了している可能性がある | 古い機種は、故障時に修理できない場合がある | 部品在庫のある販売店なら比較的安心 |
| 最新機能に対応していない可能性がある | クラウド連携・AI機能などが使えない場合がある | 用途次第(基本的な印刷・コピーなら問題になりにくい) |
新品の複合機はリース・購入のどちらも選べますが、中古は基本的に「購入」での導入になります。
リースは、毎月の支払いに費用を平準化できる、初期費用を抑えられる、経費として処理しやすいといったメリットがあります。月額で予算を管理したい企業や、まとまった初期投資を避けたい企業にとっては、リースが使えないことがデメリットになりえます。
ただし裏を返せば、中古購入には、長期契約に縛られにくいというメリットもあります。詳しくは後半の「中古複合機が選ばれる3つの理由」で解説します。

中古複合機は基本的に一括購入になるため、初期費用は必要です。しかし、本体価格は新品より安く、中古の場合は新品の3分の1から2分の1程度です。支払総額で見ると、新品をリースするより費用を抑えられる場合もあります。


複合機の寿命は一般的に5~7年と言われています。中古複合機の場合は、すでに数年使用された状態からのスタートになるため、トナー周りやドラム、定着ユニットといった消耗部品の劣化が進んでいる可能性があり、故障への不安が大きいのは事実です。
ただし、ここで誤解してはいけないのが「中古=必ず壊れる」ではないという点です。複合機の実際の寿命は、使用年数よりも累計の印刷枚数(カウンター数)に大きく左右されます。
製造から年数が経っていても、印刷枚数が少なければ状態がよい機体もあります。反対に比較的新しい機種でも、多く使われていれば部品の傷みが進んでいることがあります。
もうひとつ確認したいのが、整備の状態です。
販売前にオーバーホール(分解して清掃し、必要な消耗部品を交換する整備)を済ませた中古機なら、消耗部品の状態が整えられているため、故障リスクを抑えやすくなります。
中古複合機を選ぶときは、年数だけで判断せず、カウンター数と整備状況を確認しておきましょう。

「中古は当たりハズレがありそうで不安」と感じる方は、まずカウンター数と整備の有無を確認しましょう!この2点を見るだけでも、状態の悪い機体を選んでしまうリスクを下げやすくなります!

複合機メーカーの多くは、新品で販売・リースした機器を保守対象としており、中古市場で流通した機体は対象外とすることが一般的です。「故障してもメーカーに修理を頼めないのでは」という不安は、中古複合機をためらう大きな理由のひとつです。
しかし、これは販売店選びでほぼ解消できます。中古複合機を扱う販売店のなかには、自社でカウンター保守やキット保守などを用意しているところもあります。自社で整備・修理に対応できる体制があれば、メーカー保守がなくても安定した運用が可能です。購入前に「保守契約が結べるか」「どこまで対応してもらえるか」を必ず確認しましょう。
メーカーは製造終了から一定期間が過ぎると補修用部品の供給を打ち切るため、あまりに古い機種は故障時に修理不能となるリスクがあります。
このリスクも、販売店の体制次第で大きく変わります。整備実績のある販売店は、使わなくなった機体から使える部品を確保(ストック)していたり、互換部品で対応できる仕組みを持っていたりします。
メーカー部品の供給が終わった機種でも、独自の整備網がある販売店なら長期運用が可能です。一方で、部品在庫を持たない販売店から古い機種を購入すると、小さな故障でも修理できず、買い替えが必要になることがあります。

クラウドストレージや業務ソフトとの連携、スマートフォンからの直接印刷、AIを活用した機能などは、比較的新しい機種に搭載されているものです。製造年が古い中古複合機では、こうした機能を使えない場合があります。
ただし、この点が問題になるかどうかは企業によって大きく異なります。「コピー・スキャン・プリント・FAXができれば十分」という使い方であれば、最新機能の有無はほとんど影響しません。反対に、クラウドサービスとの連携やスマートフォン印刷などを日常的に利用したい企業は、中古機選びの際に対応機能や利用環境との互換性をよく確認しておく必要があります。

デメリットを見ていくと不安に感じるかもしれませんが、それでも中古複合機を選ぶ企業は多いです。
「やめたほうがいい」という意見だけで決めるのではなく、まずは導入方法ごとの違いを整理しておきましょう。比較して見ておくことで、自社に合う選び方を検討しやすくなります。
| 項目 | 中古購入 | 新品購入 | 新品リース |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 安い(新品の3分の1〜2分の1程度) | 高い | なし |
| 支払方式 | 一括購入 | 一括購入 | 月額払い |
| 契約の縛り | なし | なし | 5〜7年契約が多く、途中解約時は残債の支払いが必要 |
| 納期 | 短い(3〜5営業日) | 数週間 | 数週間 |
| 保守 | 販売店保守 | メーカー保守 | メーカー保守 |
| 最新機能 | 機種による | 最新機能を使いやすい | 最新機能を使いやすい |
中古複合機は、新品定価のおおむね3分の1〜2分の1の価格帯で導入できます。
業務用の複合機は新品だと数十万円〜100万円を超えることも珍しくありませんが、中古なら、費用を抑えながら、同等のスペックの機種を導入することができます。
初期投資をできるだけ抑えたい中小企業にとって、これは大きな魅力です。
先ほどデメリットとして挙げた「リースが使えない」点は、見方を変えればメリットにもなります。リース契約は一般的に5~7年と長く、途中解約には残債の一括精算が必要になるなど、簡単には解約できません。
中古複合機は購入のため、こうした長期契約に縛られず、事業環境の変化に応じて柔軟に入れ替えや処分ができます。
中古複合機は、在庫があれば在庫確認から3〜5営業日程度で導入できるケースが多くあります。
新品リースの場合はリース審査や納期調整で数週間かかることもありますが、中古は「すぐ使いたい」というニーズに応えやすいのが強みです。急な故障での入れ替え、オフィス移転、新拠点の立ち上げなど、スピードが求められる場面に向いています。

中古複合機のデメリットとして紹介した5つは、決して「避けられない欠点」ではありません。次の4つの条件を満たせば、その多くは回避でき、中古でも新品と遜色なく運用できます。「中古=危険」ではなく「条件を満たした中古は実用的」という視点で読み進めてください。
オーバーホールとは、機器を分解して内部を徹底的に清掃し、ドラム・定着ユニット・各種ローラー類といった消耗部品を交換・調整する作業を指します。この整備を受けた機体は、内部の状態が新品同等に近づき、故障リスクが大きく下がります。
注意したいのは、中古複合機には「未整備のまま販売されるもの」と「オーバーホール済みのもの」があることです。前半で触れた故障リスク(デメリット2)の大半は未整備品に起こりがちなトラブルで、しっかり整備された機体を選べば回避できます。購入前に「どこまで整備されているか」「どの部品を交換したか」を確認することが、失敗を防ぐ第一歩です。

中古複合機は、買ったあとに安定して使えるかどうかが大切です!価格だけを見ると安く感じても、整備が不十分だと故障や修理で手間が増えることがあります。購入前に整備内容まで確認しておくと、導入後の不安を解消できるでしょう!
複合機の保守には主に「カウンター保守」「キット保守」「スポット保守」があります。
カウンター保守は、印刷した枚数に応じて月額料金を支払う方式で、トナー代・修理代・定期点検がすべて料金に含まれるのが一般的です。突発的な修理費を気にせず、ランニングコストを見通しやすいのが特徴です。
キット保守は、専用のトナー(キット)を購入することで、トナーを使い切るまでの期間は修理・メンテナンスを受けられる方式です。トナーを使った分に応じて費用が発生するため、印刷枚数が少ない企業に向いています。
スポット保守は、故障のたびに都度料金(実費)を支払う方式です。基本的には保守契約を締結されないお客様が利用する保守形態です。
中古複合機でもカウンター保守・キット保守を結べる販売店を選べば、運用中の「壊れたらどうしよう」という不安は大幅に軽減されます。デメリット3で触れた「メーカー保守が受けられない」問題も、この販売店保守でカバーできます。

デメリットで触れた「部品供給終了による修理不能リスク」は、販売店の体制で大きく変わります。確認したいのは、その販売店が自社内で整備・修理に対応できるか、修理に使う部品の在庫を確保しているか、という点です。
メーカーの部品供給が終了した機種でも、独自の整備網と部品ストックを持つ販売店なら、長期にわたって修理対応が可能です。整備実績が豊富な販売店ほど、トラブル時の対応も早く、安心して使い続けられます。
購入前には、部品在庫の有無や、故障時にどこまで修理してもらえるかを確認しておきましょう。
最低限チェックしたいのは次の3点です。
これらは販売店に問い合わせれば教えてもらえる情報です。価格だけで決めず、この3点を必ず確認することで、ハズレ個体をつかむリスクを大きく減らせます。

ここまで読んで「結局、自社は中古複合機を選んでいいのか」と迷う方もいるのではないでしょうか。
中古が向いているかどうかは、企業の規模や使い方によって変わります。以下のチェックリストで、自社がどちらのタイプに当てはまるかを確認してみてください。
次の項目に多く当てはまる企業は、中古複合機が向いています。
月間印刷枚数が3,000枚程度までのオフィスであれば、中古複合機でも3~4年程度使用できる可能性があります。ただし、印刷枚数だけで判断せず、製造年や整備済みかどうかも必ず確認しておきましょう。
月間印刷枚数が3,000枚を超え、短期利用でない場合は、カウンター料金を含めた総コストを新品複合機と比較してみてもいいでしょう。
一方、次のような企業は新品購入や新品リースのほうが適している可能性があります。
基本的に印刷枚数が多い企業は、中古複合機だけでなく、新品の購入やリースも含めて検討することをおすすめします。
特に、月間1万枚前後ともなると、一般的なオフィスの中でも印刷量がかなり多い水準です。中古複合機は本体価格が安くてもカウンター料金が割高なためランニングコストがかさむうえ、故障リスクも高まります。
その結果、「新品複合機のほうが安かったかも…」というコストの逆転が起こる可能性があります。

「向いている特徴」に多く当てはまるなら、中古複合機は十分に検討できます。一方で、「向いていない特徴」に複数当てはまる場合は、中古だけにこだわらず、新品購入や新品リースもあわせて比べてみると安心です。迷ったときは、両方を取り扱うビズオールにお気軽にご相談ください!

「条件を満たした中古複合機を選びたいが、自分で見極めるのは難しい」と感じる方も多いのではないでしょうか。
整備状態・年式・印刷枚数・保守対応などを自社だけで見極めるのが難しい場合は、販売から保守まで対応できる販売店に相談するのが安心です。
ビズオールでは、中古複合機の販売から設置・設定、導入後の保守までワンストップで対応しています。自社でオーバーホールした整備済み機器のみを取り扱っており、購入時にはカウンター保守の有無も選択可能です。
「自社は中古向きか分からない」「どの機種を選べばいいか迷う」という方は、まずは無料相談をご利用ください。
月間の印刷枚数や使い方、ご予算をお聞きしたうえで、最適な機種と保守プランをご提案します。
中古が合わない場合はその旨も正直にお伝えしますので、比較検討の材料として気軽にご活用ください。
\ 中古複合機について /

新品の場合で5〜7年、整備された中古複合機なら導入後おおむね3〜5年程度が目安です。ただし寿命は年数だけで決まるものではなく、これまでに何枚印刷したかを示すカウンター数や、整備の状態によって大きく変わります。カウンター数が少なくオーバーホール済みの機体なら、さらに長く使えるケースもあります。
中古複合機の場合、メーカーによる保守は受けられないケースが一般的です。
ただし、販売店によっては、独自にカウンター保守を用意している場合があります。カウンター保守は、印刷枚数に応じた月額料金で、トナー・修理・点検などをまとめて受けられる保守契約です。
ビズオールでも自社カウンター保守をご用意しており、トナー・修理・点検まで含めた月額制で安心して運用いただけます。
一概にどちらが安いとは言えず、印刷量・キャッシュフロー・利用期間によって変わります。
短期間の利用であれば、中古購入のほうが総額で安くなるケースが多くあります。一方、リースは月額固定で会計処理がシンプルというメリットがあります。中古は初期費用をまとめて用意する必要がある点も、比較時に考慮しておきましょう。
一概にそうとは言えません。
たしかに未整備の中古複合機や、購入後の保守を付けられない販売店から購入する場合は、故障や修理対応の面でリスクがあります。
しかし、「オーバーホール済み」「保守契約あり」という条件を満たせば、安心して使い続けらえる可能性は十分にあります。
中古複合機の主なデメリットは「リース不可」「故障リスク」「メーカー保守の可否」「部品供給」「最新機能への非対応」の5つです。
ただし、これらの多くは事前の確認でリスクを抑えられます。中古複合機を選ぶ際は、次の4点を確認しておきましょう。
月間印刷枚数が少〜中規模で、一括購入でも支払総額を抑えたい企業や、リースの長期契約を避けたい企業、短納期で導入したい企業にとって、中古複合機は十分に合理的な選択肢です。
ビズオールでは、取引実績5万社以上のノウハウを活かし、用途やご予算に合わせて中古・新品・リースを比較しながらご提案しています。
また、中古複合機については、自社でオーバーホールした整備済み機器を取り扱い、導入後の保守・メンテナンスにも対応しています。機種選びから設置、導入後のサポートまでまとめて相談できるため、「中古で問題ないか判断できない」という場合にも安心です。
お見積り依頼や無料相談は、Webフォームから24時間365日受け付けています。
中古複合機が自社に合うか、新品やリースと比べてどうかを確認したい方は、まずはお気軽にお問い合わせください。
お急ぎの方はお電話にてお問い合わせください
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